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琉球新報

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2015年(平成27年)

4月8日 電子版4月28日 web版5月8日 電子版5月9日 web版6月22日 電子版

2014年(平成26年)

5月23日2月18日 電子版

2013年(平成25年)

11月26日 電子版7月2日 電子版6月12日 電子版


2015年6月22日

琉球新報 平成27年6月22日(月)政治 電子版

龍柱問題で那覇市長が謝罪 「市民に心配と迷惑を掛け申し訳ない」

  那覇市が補正予算を組んで事業を再開した龍柱の整備をめぐり城間幹子市長は、22日の市議会6月定例会代表質問で「結果として市民の皆さんにご心配とご迷惑を掛けた。申し訳なく思う」と述べ、謝罪した。奥間亮氏(自民)の質問に答えた。
 龍柱設置事業は国の一括交付金を活用して進められてきたが、工期だった2014年度末までに完成せず、市が15年度への交付金繰り越しを断念した。市は補正予算を計上し年内の完成を目指しているが、未完成で終了した責任について市は、請負業者側にあると主張している。
 【琉球新報電子版】


2015年5月9日

琉球新報 平成27年5月9日(土)社会 web版

「龍柱設置」補正予算案を可決 那覇市議会

  那覇市議会4月臨時会は8日午前に最終本会議を開き、国の一括交付金を活用した龍柱設置事業で不足している事業費約1億296万円の補正予算案を、賛成多数で可決した。無所属の会の2人が反対し、自民、公明市議団の11人は退席した。同事業は一括交付金を繰り越しせず2014年度末で未完成のまま終了していたが、市は今回の可決を受けて15年内での完成を目指す。
 反対討論では「市民への説明が不十分」「公金を使うのに、安全性などで疑問が残る」などの意見が出た。予算案に賛成した議員6人が、完成後の安全性確保や地域活性化などに市当局が積極的に取り組むよう求めた付帯決議案を提案し賛成多数で可決された。
 市は残る事業の工程について、新たな業者と契約締結した後、準備期間1カ月、龍柱設置期間2カ月、周辺復旧工事や照明・擁壁設置期間2カ月の計5カ月を予定している。


2015年5月8日

琉球新報 平成27年5月8日(金)政治 電子版

「龍柱設置」補正予算案を可決 那覇市議会

  那覇市議会4月臨時会は8日午前に最終本会議を開き、国の一括交付金を活用した龍柱設置事業で不足している事業費約1億296万円の補正予算案を、賛成多数で可決した。無所属の会の2人が反対し、自民、公明市議団の11人は退席した。同事業は一括交付金を繰り越しせず2014年度末で未完成のまま終了していたが、市は今回の可決を受けて15年内での完成を目指す。
 反対討論では「市当局の市民への説明が不十分」「公金を使うのに、安全性などで疑問が残る」などの意見が出た。予算案に賛成した議員6人が、完成後の安全性や地域活性化などに市当局が積極的に取り組むよう求めた付帯決議案を提案し、賛成多数で可決された。
 市は残る事業の工程について、新たな業者と契約締結した後、準備期間1カ月、龍柱設置期間2カ月、周辺復旧工事や照明・擁壁設置期間2カ月の計5カ月を予定している。
 【琉球新報電子版】


2015年4月28日

琉球新報 平成27年4月28日(火)政治

龍柱に1億補正予算 那覇市提案、工事遅れ違約金請求へ

  那覇市は27日の市議会4月臨時会で、整備中の若狭緑地の龍柱について、国の一括交付金を断念して不足した事業費約1億296万円を市の予算で賄うための補正予算案を提案した。2012、13年度と一括交付金を受けてきたが、14年度は完工できず交付金の繰り越し申請を断念していた。議員らは質疑で、市財政からの持ち出しとなった理由や、責任の所在について市当局を問いただした。5月1日に採決の予定。
 市側は、15年度への交付金繰り越しを断念する主な原因について14年度内に工事を完了できなかったためと説明した。未完了の背景について市側は「元請け業者が当初の掘削作業に失敗し、くいの設計をやり直すなどしたため工期の遅れが生じた」と指摘し、業者の責任を強調した。業者に対して違約金を請求する方針を示した。
 議員からは、事業を完遂できなかった場合に既に受け取った交付金の取り扱いについて質問が相次いだ。市側は交付済みの12、13年度分の約1億700万円について、事業が完了しなければ国から返還を求められる可能性も示唆した。その上で市側は、事業を完了するために補正予算案成立への理解を議員らに求めた。
 臨時議会は5月1日までの日程で、28日には予算決算常任委員会に元請け業者を招致して、工事が遅れた原因などについて質問する。


2015年4月8日

琉球新報 平成27年4月8日(水)政治

国、那覇の龍柱予算認めず 交付金返還も

  那覇市が一括交付金を活用して若狭緑地への設置を進めている2本の龍柱について、内閣府が今後の予算執行を認めない方針を決定したことが7日、政府関係者の話で分かった。設置事業は2014年度中で完了予定だったがまだ完成していない。作業遅れを理由に予算繰り越しなどを認めないとみられる。同関係者によると、予算執行状況に関する政府の精査結果によっては、交付金の返還を要求する可能性もある。
 龍柱整備は翁長雄志知事の那覇市長時代に計画を決定しており、普天間飛行場の移設問題で政府と対立する翁長氏をけん制する狙いもあるとみられる。
 龍柱は一括交付金2億5400万円を活用して整備する計画。既に約1億円を予算執行し、中国で現地の花こう岩(御影石)を用いて作製されているが、3月末までに沖縄に移送される予定が遅れている。
 市幹部などによると市も今後の予算執行を認めないとする政府側の方針について情報を得ている。一括交付金の2億5400万円は既に交付決定されているが、計画の遅れで年度をまたぐため予算の繰り越しが必要となっている。
 龍柱は11年に那覇市が福州市との友好都市締結30周年を記念し、シンガポールのマーライオンのような観光の象徴として活用する意向だ。


2014年5月23日

琉球新報 平成26年5月23日(金)社会面35面

那覇市長を相手に住民訴訟2件提訴 孔子廟設置と委託管理費

 那覇市に住む金城テルさん(86)と板谷清隆さん(66)らが22日、県庁で会見を開き、那覇市と翁長雄志那覇市長に対し、同日までに2件の住民訴訟を那覇地裁に提起したと発表した。
 金城さんは、那覇市が松山公園の一部を久米崇聖会に無償で貸し出し、久米至聖廟(孔子廟)の設置を許可していることに「儒教の施設であり、那覇市による宗教活動の支援に当たる。憲法の定めた政教分離原則に違反している」と主張。設置許可と使用料免除措置の無効確認、市長が久米崇聖会や翁長雄志氏個人に使用料相当の約577万円を返済させるよう求めている。
 久米崇聖会は孔子廟について「歴史的文化施設であり、宗教施設とは捉えていない」としている。
 板谷さんは、那覇市障害者福祉センターの指定管理を受ける同市身体障害者福祉協会への委託料の返還を求めて提訴した。
 同協会が収支予算計画書で申請していた委託料は年間819万円だが、年間4154万円が支払われたとして「2009年度から13年度まで、本来支払うべきでない委託料計1億6675万円が公金から支出されている」と主張している。
 同協会は「819万円は建物の管理費であり、4154万円はリハビリなどの事業や看護師、介護職員などの人件費も含めた額だ」とし、不当な額ではないとした。
 市はいずれの訴訟についても訴状を読んでいないとし、コメントを控えた。


2014年2月18日

琉球新報 平成26年2月18日(火)

龍柱デザイン決定 若狭緑地設置予定

 那覇市はこのほど、若狭緑地に設置を進めている龍柱のデザインを決めた。市花とみどり課によると、首里城正殿の龍柱を参考にデザインし、龍が手を上にかざしている立体的な姿が特徴で、向かって左が口を開け、右が閉じている。
 2体とも海上方向を見つめ、若狭バースから大型客船で着いた観光客や、空港からうみそらトンネルを抜けて来た車両を出迎える。
 龍柱は現在、デザインを基に中国で現地の花こう岩(御影石)を使用して作製している。3月末までに沖縄に移送される計画だ。龍柱は高さ15メートルで、1体を12ブロックに分けて作業している。
 4月以降、若狭緑地で地盤を掘るなどの設置作業を進め、年内完成を目指す。
 龍柱は一括交付金を活用し2億5400万円で整備する。2011年に那覇市が福州市と友好都市締結30周年を迎えたことを記念したもので、市はシンガポールのマーライオンのような観光の象徴として活用する意向だ。
 龍柱については一部市民らから「公金の無駄遣いではないか」などの批判の声も出ている。


2013年11月26日

琉球新報 平成25年11月26日(火)電子版

市政へ要望次々 那覇議会報告会 4ヵ所で初開催

 那覇市議会(安慶田光男議長)は21、22の両日、市内4会場で議会報告会「市民と議員でゆんたくさびら!」を開催した。議会の概要や議会が関わった市の事業について各議員が報告。意見交換会では「若狭に建設予定の龍柱についてどう捉えているのか」「待機児童問題は若い親にとって切実だ」など、市民から活発な意見が出た。4会場の参加者は計99人と想定より少なく、開催形式の改善など課題も残した。
  報告会は市民に身近な議会を目指し、市民の意見を直接聞き、政策に生かすことが目的。市民からの意見聴取を主眼にした報告会は初めて。全議員40人が10人ずつに分かれて担当した。前半は議会の仕組みを説明。引き続き識名霊園の公営墓地化や待機児童対策特別事業など、議会が関わってきた8事業について報告した。
  本庁(ほしぞら公民館)、小禄(鏡水ふれあい会館)、真和志(市民会館)、首里(首里支所)の各会場にはそれぞれ38人、25人、18人、18人が参加した。
  本庁地区では、若狭に建設する観光シンボルの龍柱について「なぜ中国に発注してお金を渡すのか」との意見が出た。50代の女性は「議員の皆さんの誠実な対応が印象に残った」と感想を述べた。
  小禄地区に参加した左官業の西平徳彰さん(62)は「小禄にも津波避難ビルを造るべきだ」と主張した。女性(82)は「いい内容なのに参加者が少ないのが残念だ。地域の自治会長と婦人会長は義務として参加させるべきだった」と話した。
  首里地区に参加した御茶屋御殿復元期成会理事の高良正次さん(82)は「議員が住民の意見を聞くのはいいことだ。議員がどう取り上げるか見極める手だてになる」と述べた。石嶺坂道通り自治会の宮城孝夫会長(74)は「中核市になった議員の心意気を聞きに来た。とてもフェアで爽やかな議会だ」と評価した。
  真和志地区の報告会で現市民会館の存続を求めた宮城誉さん(70)に対し、渡久地政作市議(自民新風会)は「真和志地域から文化施設がなくならないよう、より憩える場所に変えようとの動きもある」と説明した。宮城さんは「緊張したが、意見を言って勉強にもなった」と話した。浦添市から参加した新垣有太さん(30)=公務員=は「浦添市は議会改革が遅れているが、那覇市議会は進んでいて、やり方も良かった」と話した。
  報告会終了後、議員からは「党派、会派を超えて協力して取り組めた」「参加者は少なかったが、無理に動員しても意味がない。大事なのは内容と今後の取り組みだ」などの意見が出た。


2013年7月2日

琉球新報 平成25年7月2日(火)電子版

「龍柱」設置に2.5億円 那覇市議、効果を疑問視

 那覇市議会(永山盛廣議長)の6月定例会は6月26日閉会した。6月12日~17日には一般質問があり、市当局から若狭緑地に高さ15メートルの「龍柱」2本を設置する計画が示された。26日の最終本会議では一部議員から「地域住民との話ができていない」「一括交付金の使い方としていかがなものか」などとする反対討論があった。
 新垣昌秀建設管理部長は「都市のシンボル性を高めること」などとする「龍柱」建立の意図を説明した。2011年に福州市と那覇市が友好都市締結30周年を迎えたことや大型客船の出入り口である若狭バースに近いことから、外国人観光客へのアピール効果も期待している。観光シンボルの例としてシンガポールのマーライオンや厳島神社の大鳥居などを例示した。
 今月中にデザイン設計などを終え、9月ごろに工事に着手し、13年度内の完成を目指している。
 龍柱本体は中国で作製し、現地の花こう岩(御影石)を使用する。形は首里城の龍柱をイメージしている。
 予算は一括交付金を充てる方針で、昨年12月定例会の議会で承認された1億2400万円と今回の6月定例会に提案し承認された補正予算1億3千万円の合計2億5400万円で整備する。
 反対討論に立った前泊美紀議員(無所属)は「これだけ巨額で巨大なものに一括交付金を使うことに疑問が残る。地域活性化につながるか不透明だ」と反対理由を述べた。
 平良識子議員(社社連合)も「市民議論が必要だ」と反対した。
 「龍柱」の予算を含む6月議会の補正予算案は賛成多数で可決された。


2013年6月12日

琉球新報 平成25年6月12日(火)電子版

五本爪の龍描き 孔子廟、松山公園に完成

 久米三十六姓の子孫でつくる一般社団法人久米崇聖(そうせい)会(神村光二理事長、会員約200人)は、儒学の祖で中国の思想家、孔子を祭る久米至聖廟(しせいびょう)(久米孔子廟)を那覇市久米の松山公園内に建立した。15日に落成式を行う。現在の孔子廟は市若狭にあり、新大成殿へ孔子像や神位(位牌(いはい))を移す遷座(せんざ)行列、遷座式も同日午前10時から行う。
 新しい大成殿の石柱、階段中央部分の石版は孔子の生地、曲阜(きょくふ)の現地に、孔子廟と同様に製作するよう依頼し、取り寄せたもので龍(りゅう)の爪が五本描かれている。龍の五本爪は中国皇帝と孔子にのみ使うことが許されたもので、首里城の龍柱は四本爪だ。
 沖縄の孔子廟は琉球王国時代の1676年に、現在の那覇商工会議所周辺に建立され、40年後には県内初の公立学校明倫堂も併設された。1944年の10・10空襲で建物、神像、蔵書など全てを消失し、75年に那覇市若狭に再建された。15日の遷座により、県内の孔子廟は3カ所目の場所となる。久米至聖廟の敷地面積は約400坪で、総事業費は約2億6千万円かけた。


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