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龍の柱の杭打ちに関する問題点



横浜マンションの傾き事案は、若狭海浜公園内に設置された龍の柱の危うさを彷彿させられるものとなりました。というのも今月積み上げが完了した龍柱を支える杭が全てが強固な層(支持層=島尻層)に到達していないからです。
当初の計画は、平成25年度の計画表のあるように支持杭は55m(4本)の深さまで鋼管杭を打ち込んで始めて有効とするものでした。、ところが市当局は鋼管杭の打ち込み工事が困難と判断し、これを変更し25mの摩擦杭8本に変えてしまいました。
若狭周辺の支持層は地下55mにある島尻層といわれる岩盤ですが、現在は水の浸食に弱い琉球石灰岩を支持層として杭と地層の摩擦力でこれを支えるように(中堀工法)変更しております。
本年6月に開示された資料は、ボーリング調査表も杭基礎一般図も不鮮明で判読がし難い資料でした。
今回、横浜マンション事案により再度確認をしなければならないという結論になりました。
近々、資料の開示を求めることと致します。

証拠となる議事録
平成27年 4月臨時会(その2)-04月27日-01号
◎新垣昌秀 建設管理部長 (570頁)
 設計の強度についてでございますが、50mの杭基礎の支持杭での50mの4本から25mの8本の摩擦杭にかえた。それに基づいて構造計算をしっかりと行っておりますので、安全だというふうに考えております。以上です。

今まで施工実績がない、重量のある15mもの石柱を設置する事業にあたって、それを支える杭打ちに関して当初とは異なる方法で施工されており、安全性に問題があると思われます。


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