翁長市政を糺す・那覇市住民訴訟─原告サイト─
サイトマップ
ホーム > 龍の柱の問題点

龍の柱の問題点


石材の強度に関する問題

3段目がまだ載っていないが、2段目が既に自重でひび割れが拡大。 3月末の画像 4月上旬の画像

組立に関する問題

1段目と2段目は既に設置されているが、本来すきま充填材で密着しているはずの接合部分の一部から雨水がしみ出しているということはひび割れしているのか? すきま充填剤が十分ではない状態なのか?

雨水がしみ出している。 雨水
雨水がしみ出している2。 雨水

バランスに関する問題

頭部が下部より大きく、更に龍の手が上がっているため非常にアンバランスさが感じられる。

設置割り付け図で見るアンバランスさ。 設置割り付け図 設置割り付け図
組立設置途中 途中

業者と工事の遅れと予算に関する問題

そもそも、高額な一括交付金の予算で組まれた「龍の柱」だが、工期を守れない業者を選定した那覇市には重い責任があり、それどころか完成させるには一括交付金が使えなくなり、更なる予算が必要となり、市民の税金をつぎ込もうとしている。場合によっては既に使われてしまった一括交付金返還の可能性も出てきた。つまり二重三重に市民を苦しめている。
さて、
琉球新報と沖縄タイムスの記事を比べればおわかりだと思いますが、なぜか予算の金額が違っていたり、「龍の柱」の本体の移送が終っていたりいなかったり。

新聞記者が調べればすぐわかることだが、こんなにも記事が違う。ちゃんと取材をしているのかを疑う!
前那覇市長である翁長現沖縄県知事にべったりである琉球新報と沖縄タイムスは、翁長市政で行われた「龍の柱」についてはどうでもいいことなんだろう。

2015年4月13日の沖縄タイムスの記事より
那覇市「龍柱」単独予算で完成へ 一括交付金繰り越し断念

 那覇市(城間幹子市長)は若狭緑地で建設中の「龍柱」の事業費に充てる一括交付金の一部約6400万円の繰り越しを断念、単独予算で完成を目指す方針を決めた。那覇市議会の建設常任委員会(古堅茂治委員長)で10日、報告した。市の担当者は2014年度中の完成予定だった工期が遅れ、3月24日の工事期限までに国と繰り越しについての調整がつかなかったと説明している。単独予算から約1億円を確保する。
龍柱の総事業費約2億6700万円のうち、約2億1360万円を一括交付金で充てる予定だった。市は14年度中の完成を目指したが、設計変更や委託業者での人員不足などの影響で作業が遅れたため、工期を3カ月延長。約6400万円の繰り越しが必要だった。契約約款に基づき事業者へ請求する違約金などのペナルティーについては「調整中」としている。
中国に発注した龍柱本体は14年12月までに制作を終了し、沖縄へ運び込まれている。本体の設置や組み立て工事を進める予定だったが、3月24日以降の作業を中断している。市議会では今月末にも臨時議会を開き、予算などについて議論する。担当者は「早期に予算を確保し、完成させたい」と話した。


2015年4月8日の琉球新報の記事より
国、那覇の龍柱予算認めず 交付金返還も

  那覇市が一括交付金を活用して若狭緑地への設置を進めている2本の龍柱について、内閣府が今後の予算執行を認めない方針を決定したことが7日、政府関係者の話で分かった。設置事業は2014年度中で完了予定だったがまだ完成していない。作業遅れを理由に予算繰り越しなどを認めないとみられる。同関係者によると、予算執行状況に関する政府の精査結果によっては、交付金の返還を要求する可能性もある。
 龍柱整備は翁長雄志知事の那覇市長時代に計画を決定しており、普天間飛行場の移設問題で政府と対立する翁長氏をけん制する狙いもあるとみられる。
龍柱は一括交付金2億5400万円を活用して整備する計画。既に約1億円を予算執行し、中国で現地の花こう岩(御影石)を用いて作製されているが、3月末までに沖縄に移送される予定が遅れている。
 市幹部などによると市も今後の予算執行を認めないとする政府側の方針について情報を得ている。一括交付金の2億5400万円は既に交付決定されているが、計画の遅れで年度をまたぐため予算の繰り越しが必要となっている。
 龍柱は11年に那覇市が福州市との友好都市締結30周年を記念し、シンガポールのマーライオンのような観光の象徴として活用する意向だ。


ページトップ
ページトップへ

inserted by FC2 system